アニメファンであれば、苦笑してしまうでしょう。アニメファンは、「高品質の作品は、制作に時間がかかる」とよく理解しています。
アニメ業界の視点でいえば、よく1年で放送・公開にこぎつけたと感心させられます。
なぜなら、アニメの制作現場は、クリエーターへの要求も高く、時間に追われてギリギリのスケジュールであるのが普通です。
深夜アニメでも、1クール(3カ月)放送してから一度終わらせ、続編を3か月後、半年後に放送するのは、作品の質を維持するためです。
しかしそれは制作側の事情で、ファンに「関係ない」と言われるとそうですす。人間の欲求として、素晴らしい作品を見れば「次がすぐ見たい」となるのは、ある意味本能でもあります。
一方で、毎週放送されるテレビアニメもあるわけで、さらに昔のアニメは、原作マンガの連載に追いついてしまい、アニメにオリジナルが差し込まれたりしていました。そう考えると、誤解してしまうこともありえるでしょう。
そのため「(続きを)1年待つのは遅い」「間隔が空きすぎる」という考えをする人が一定数いるようで、同種の意見をネットでも見かけました。そして、アニメファン以外の人々に「事情をくみ取って」というのも、難しい話です。
もちろん裏返せば、普段アニメを見ない層を「鬼滅の刃」が取り込んだ証で、社会現象になったコンテンツならではの悩みと言えます。
(全文はソースをご覧下さい)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawamurameikou/20221211-00327775
1年ちょいで1クールならようやっとる