まず第5位(4.7%)にランクインしたのは、ゆでたまご氏の『キン肉マン』に登場する「ロビンマスク」。銀色の鉄仮面のようなマスクをかぶり、鎧のようなコスチュームを身に着けているエリート超人。イギリスの名家出身で連載初期の頃は慢心して偉そうな態度をとることもあったが、基本的には礼儀正しく紳士的な人物。
キン肉マンとは敵対するライバル関係だったが、超人オリンピックで敗北。その後のエピソードを経て友情が芽生えると、キン肉星王位争奪編ではキン肉マンチームのメンバーとして共に戦った。ウォーズマンとの師弟関係のエピソードや、独特の「タワーブリッジ」や「ロビン・スペシャル」などの必殺技もカッコよかった。
■パワフルでワイルドなストライカー!
第4位(7%)は、高橋陽一氏によるサッカー漫画の金字塔『キャプテン翼』に登場する「日向小次郎」。主人公の大空翼とは小学生時代からの宿敵で、ライバル校のキャプテンとしてたびたび激突。眼光の鋭いワイルドなルックスで、ユニフォームの袖をまくりあげる独特のスタイルをまねした人も多いのではないだろうか。
サッカーの天才である翼と比べると努力型の選手として描かれ、貧しい家庭に育った苦労人という背景も印象的。彼の代名詞でもある必殺シュート「タイガーショット」は、競技場の壁にボールがめりこむほどの破壊力を誇っていた。
第3位(8%)に支持されたのは、鳥山明氏の傑作バトル漫画『ドラゴンボール』に登場する「ピッコロ」。ピッコロ大魔王に生み落とされたピッコロは、「マジュニア」を名乗って天下一武道会に出場。このときは孫悟空への復讐をもくろんでいたが、決勝戦で激闘の末に悟空に惜敗。その後、サイヤ人のラディッツ襲来のエピソードでは、ライバルである悟空と共闘したり、悟空の息子である孫悟飯に修行をつけるなど、かつての邪悪さは次第になくなっていった。
やはりピッコロの一番印象的なシーンといえば、サイヤ人のベジータとナッパを相手に地球代表として迎え撃った場面。ナッパの攻撃から身を挺して幼い悟飯をかばい、死んでいくシーンは涙なしには見られない。
■宿敵にふさわしいインパクトを残す!
第2位(16.3%)は原作・武論尊、作画・原哲夫によるバトル漫画『北斗の拳』に登場する「ラオウ」。北斗神拳の伝承者候補として養子になり、師父リュウケンに育てられた4兄弟(ラオウ、トキ、ジャギ、ケンシロウ)の長兄。伝承者に選ばれなかったラオウはリュウケンを殺し、世紀末覇者“拳王”を名乗って核戦争後の荒廃した地に君臨した。
力と恐怖で支配してきたラオウは、北斗神拳を継承して愛に生きるケンシロウと激突。その最終決戦は、まさに宿命のライバル対決にふさわしく壮絶な死闘となった。最後にケンシロウの力を認め、自らの秘孔を突いたラオウが言い放つ「わが生涯に一片の悔いなし」のセリフは、漫画史に残る名言として知られている。
そして第1位(26.7%)に輝いたのは『ドラゴンボール』に登場する「ベジータ」だった。戦闘民族サイヤ人の王子で自尊心が高く、地球に降り立ったときは孫悟空のことを完全に見下していたが、界王拳を駆使する悟空に大苦戦。激闘の末に命からがら地球を逃げ出すはめに。
その後のナメック星編ではフリーザに戦いを挑んだが返り討ちにあい、己の無力さと絶望感に涙を流す場面も。そして孫悟空がフリーザと対峙したとき、あれだけプライドの高かったベジータがフリーザ打倒を悟空に託して死んでいくシーンは感動的だった。
全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/97232912b81586538acd0a51b84a81047b892f05
飛影は
ろくでなしの葛西