著書「女子高生の裏社会~「関係性の貧困」に生きる少女たち~ (光文社新書) Kindle版(Amazon)」より
虐待や性搾取の実態を伝える活動や提言を行っている社会活動家の仁藤夢乃氏(31)が、2021年2月14日生放送のTBS系「サンデーモーニング」に、コメンテーターとして出演。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視と受け取れる発言をし辞任に至った件について、「もっと女性たちの声を聞いて、『おじさん社会』の構造を変える必要がありますし、そのためには男性自身が変わることが必要で、自身の言動を振り返ったりとか、これまで浸ってきた女性差別を前提とした文化から出ていく必要があると思います」と発言。これに対し、ネット上では「おじさんの属性を理由にして『おじさん社会』とカテゴライズすることは中年男性階層に対する差別に当たるのではないか」と問題視されています。
デリケートで難しい人権問題を取り扱うからなのか、先日はTBS「ひるおび」のコメンテーターが森会長を「老害」と連呼して批判するなど、批判する側に差別的発言だという自覚がない意識のズレを視聴者に指摘される事態が相次いでいます。
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