人間だった頃から琵琶奏者であったが無名で、暮らしは貧しかった。
ある日、博打狂いの夫によって一着しかない演奏用の着物を売られ激怒、金槌で夫を殴り殺す。
そのままぼろぼろの普段着で客の前に出て、客から好奇の目で見られる中、強張って震える手で演奏したところ音色を称賛された。
それ以降演奏前に人を殺して、殺した指で琵琶を演奏する事に拘るようになり琵琶奏者として高く評価されるようになった。
後に、演奏前の殺人のターゲットとしてたまたま無惨を襲い、当然ながら返り討ちに遭ったが、逆にその気質が気に入られ鬼にされる
───ファンブック2巻より
無惨がただの被害者で草生えた