本作で監督を務めるにあたり、「公開前というのは、とにかく完成させるということで。ちょっとでもよくしたい、ベストを尽くすというだけでしたね。スタッフも頑張ってくれる人たちだったので。自分も頑張って、少しでも良くしようと思ってやってました」と語る井上監督。そして映画が完成した時は「映画が完成したとはいえ、やっぱり観てもらわないと存在価値がない。お客さんに観てもらって、ひとりひとりの人に伝わった時にようやく完成する。それはマンガでもそう。だから伝わってくれるといいな」と思っていたという。
多くのファンに愛された本作だけに、続編を望む声も多く寄せられているというが、「そういうのってあると言っても、ないと言っても自分を縛るじゃないですか。あると言ったのに、なかったらダメだし。ないと言ったら、描きたくなった時に描けなくなる。だから今は言わないです」と笑った。
また本作のソフト化について「井上先生のことだからソフトを出さないのでは?」といった声が寄せられたというが、井上監督が会場に向かって「出た方がいいですか?」と問いかけると歓喜の拍手が。「なんかオレが出さない人だと思われているんですかね?」と苦笑いだったが、「内容をどうしようかというのは考えています」とソフト販売をほのめかすひと幕もあった。
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https://www.cinematoday.jp/news/N0138451
イノタケの話もっと聞きたかった