サイボーグに関しては、石ノ森章太郎先生の『サイボーグ009』が原点にして今なお最先端の作品と言えるでしょう。1964年に最初のマンガの連載がスタートした『009』は、石ノ森先生の他界後も長男である小野寺丈氏をはじめとする多くのクリエイターの手により継続して作品が作られており、2024年現在はマンガ最新作『サイボーグ009 太平洋の亡霊』が「チャンピオンRED」誌に掲載されています。サイボーグの名を知らしめた名作として、これからも『009』は愛され続けることでしょう。
また、松本零士先生の『銀河鉄道999』も、サイボーグを取り扱った名作のひとつです。主人公の「星野鉄郎」は機械の体を得るため、「メーテル」と共に旅に出ますが
中略
『攻殻機動隊』もサイボーグ(義体)が登場する作品としては欠かすことができません。脳と脊髄以外が義体の凄腕ハッカー「草薙素子」は、先日亡くなられた演者である田中敦子さんの演技もあり、創作史上に名を残す存在となっています。
うるさいお前なんかロボットだ