家捨てて妻子捨てて仲間裏切って人間である事も捨てて僅かに残った剣士としてのプライドも捨てたのに無様に負けて何も残せず終わるのか
赤犬でもドン引きしそうなくらいの敗北者
出典:鬼滅の刃178話 吾峠呼世晴 集英社
崩れていく黒死牟の着物の間から斬られた笛が覗いてる所でちょっと涙腺が緩んだ
鬼に堕ちたことを憐れんでも、縁壱は「自分を気にかけてくれた兄」のことは大好きで
黒死牟は「忘れたい」と思ってたくせに、わだかまりのない兄弟だった時のよすがを大事にしてたんだなと
先週の「どれだけ離れていても挫けず、日々精進致します」という台詞の重みよ
人間と鬼とで道が分かたれた後も、兄との思い出の笛を大事にして、老いて力尽きる最期の瞬間まで剣の道を歩んだ縁壱
あと無惨の1番部下に相応しいともいえる過去だった
猗窩座殿は3番手だからこそあの過去がいいんだと思うし
上弦の壱として器や格が低いって言う人もいるだろうけど