元大阪府知事の橋下徹氏(50)が、2020年5月12日、自身のYouTubeチャンネルを開設。芸能人やマスコミが扇動している『検察庁法改正案に抗議します』について、フラットな立場でわかりやすく本質を解説していたので、動画と書き起こしをまとめました。
※簡潔
検察の思い通りの人事になるのを無理矢理でも抵抗する安倍政権(稲田伸夫→黒川弘務)と、次の検事総長ポストをたらい回しで決めたい検察側(稲田伸夫→林真琴)の権力闘争。安倍政権に不満があれば選挙で辞めさせられるが、検事総長が暴走した場合は歯止めがきかなくなり危険。
※まとめ
橋下徹の発言「今回の問題は、法律改正の話は黒川さんのややこしい疑惑とされている問題とは全く別問題だから、65歳定年の法律の改正は早くやってあげなきゃいけない。だけど、黒川さんの問題とひっついちゃってるから、皆国民が反対してるわけ。 じゃあ安倍さんに問題ないのかっていったらそうじゃなくて、やっぱ黒川さんの問題がこういう風に不信感を生んでしまったんだから、黒川さん以外の人を、内閣の意思として検事総長にすればいい。その時に世間に堂々と『(人事介入じゃなくて)法律に基づいてやってるんです』って言えばいい。 一方、検察は内部でね、稲田さんという人が来年の夏まで検事総長になれるのを勝手に1年早めて、勝手に辞める。次に自分のお気に入りの林さんという人に検事総長のポストを譲る。こっちこそポストのたらい回しなんだよな。検察の人事はなんやねん、検察の思い通りにやってええんか。でもそれは世間で知られてないから、『検察は独立してなきゃいけない』とか言う。だけど、完全に独立した組織ってめちゃめちゃ怖いねんで」
「だからこれは、検察の中だけで人事をやることと、安倍さん(内閣)が人事をやること、どっちのほうがマシなのかって考えなきゃあかん」
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