■高い発行部数と高視聴率
『SLAM DUNK』が世に出る前は、バスケットボール漫画は「流行しない」といわれていた。
ところが『SLAM DUNK』はそのストーリー性とバスケの魅力が読者に受け入れられ、爆発的な人気に。累計発行部数は1億2029万部を誇っており、この数字は、日本のメジャースポーツとされる野球やサッカーを抑え、スポーツ漫画のなかでトップとなっている。
また、テレビ朝日系列で放送されたアニメも最高視聴率21.4%、平均でも15.3%と高い人気を誇っていた。その人気はテレビ朝日系列で放送され国民的アニメと称される『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』と肩を並べるものがあった。
■バスケットボール競技者への影響
『SLAM DUNK』がバスケットボール界に与えた影響も大きなものがある。
日本人初のNBAプレーヤーで、プロバスケットボールリーグ・Bリーグの宇都宮ブレックスで活躍する田臥勇太選手や群馬クレインサンダーズの五十嵐圭選手が「影響を受けた漫画」と語っている。
このほかにも『SLAM DUNK』を見てバスケットボール部に入ったという人はかなり多い。日本バスケット協会が発表している年度別競技者の推移を見ても、『SLAM DUNK』が連載されていた1990年から1996年に激増しており、95と96年は歴代で唯一100万人を突破している。作品がバスケットボールの競技者数の増加に貢献したことを裏付ける数字といえるだろう。
■海外でも人気に
日本を飛び越え、海外でも『SLAM DUNK』は愛され、支持されている。漫画は「英語・中国語・スペイン語・韓国語」に翻訳され、世界に羽ばたいていった。
とくに中国での人気は高いものがあり、日本同様作品を見てバスケットボールを始める若者も多かったという。また、アニメも放送され、オープニングに採用された神奈川県鎌倉市の「鎌倉高校前駅」は、コロナ前多くの中国人観光客が訪れていた。
また台湾でも漫画・アニメともに人気となり、作者の井上雄彦氏に無断で続編が作られたという逸話もあるほどだ。
■ファッション界にも影響
(続きはソースをご覧下さい)
https://news.yahoo.co.jp/articles/79a41868dcb388e5611c90c8209fb87bc94c0a77
当時の女性の漫画家が「今までのスポーツ漫画と違って、暑苦しくないのが良い」
脱スポコン、イケメン、圧倒的画力などで売れた。
井上が凄いのは行き当たりばっかりで名作を作る所
試合の勝敗も決めてなかったり、三井も元バスケ部と考えてなかった
小説でも漫画でも作家の先生は
「ストーリーを考えているとキャラが勝手に動き出す」
って言いますね。