●『パーフェクトブルー』
世界的に高く評価されているアニメーター・今敏監督が、初めて手掛けた長編アニメーション映画『パーフェクトブルー』は、アイドルから女優に転身した主人公・未麻が数々の出来事を経て、精神的に追い詰められていく過程を描いたサイコホラー作品です。
劇場公開された1998年当時、アニメでサイコホラーを描くことは主流ではありませんでしたが、同作は洋画のサイコホラーなどでよく表現される「犯人の異常性」よりも、「被害者の内面の崩壊」に焦点を当てています。アニメならではの夢と現実の境界が曖昧になっていく異質な世界の表現で、観客を怒涛の恐怖に引きずり込みました。
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●『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』
庵野秀明監督による『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』は、1995~96年に放送されたアニメシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』のラスト2話をセルフリメイクしたもので、いわゆる「旧劇場版」と称されている映画です。
(略)
●『AKIRA』
アニメ、映画好きの「必修科目」と言われ、世界的名作と認知されている作品ながら、「子供のころに観たらトラウマになった」という意見もよく見かけるのが、大友克洋監督の『AKIRA』です。近未来の新首都・ネオ東京を舞台に、超能力者や暴走族、反政府ゲリラ、軍隊が繰り広げる戦いを描いており、初回公開時から30年以上を経た2020年には4Kリマスター版が上映されるなど、今もなお多くの支持を集めています。
パーフェクトブルーはR指定の内容ももちろんだったけど、それ以上に作画がとにかく衝撃的だった。
それまでアニメといえば目がデカくて~みたいな画ばかりだったから、パーフェクトブルーの現実に近い画はもの凄く衝撃的だった。
本当に「なんだこれは!」という衝撃だった。
それ以前に公開された「攻殻機動隊」や「メモリーズ」ですらまだ”アニメ”ってかんじだたから。
火垂るの墓入れないとか雑魚かよ
殿堂入りで載せるまでもないだけやろ