吉本興業の岡本昭彦社長(52)が、2019年7月22日、記者会見を開き、「吉本公認イベントに反社スポンサー疑惑」を否定しました。
「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)と「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)が「カラテカ」の入江慎也(42)に誘われて2014年12月に振り込め詐欺グループの宴席に参加してしまった落ち度について、2人は入江が「僕がやる吉本の会社を通したイベントについてくれているスポンサーなので、そこは安心です」と話したため参加したと説明。ネットでは「吉本自体が反社会的勢力と仕事で関わってたのだから、芸人達だけ尻尾切るのはおかしい」「宮迫らに謝罪会見を開かせたくなかった真相はこれでは?」といった声が噴出。
岡本社長はこの件で質問を受け、「事実ではありません。(2014年に開催された入江イベントは)吉本の主催ではない」「(2013年開催の入江イベントは)反社チェックはしたが、(2014年の入江イベントは)判断が甘かった。先の先までチェックできなかった」「うちはブッキングしただけ」と説明。反社チェックが及ばなかったことも、自身と会長の1年間の減俸50%につながったとしました。
岡本昭彦社長の記者会見での発言全文、宮迫博之の謝罪会見での発言全文、反社スポンサーが記載されている入江イベントのチラシ画像、2chの反応などをまとめました。
■岡本昭彦社長の主張解説
※2014年入江出演のイベント図解。赤字は当ブログによるもの
・2013年5月、吉本主催で入江プロデュースのイベントを開催。吉本が厳重にチェックしたため、反社スポンサーなしの健全なイベントだった。
・2013年の入江プロデュースのイベントが赤字だったため、吉本興業は2014年の入江イベントから撤退。2014年5月、入江が都内イベント会社を通じてイベントを開催。入江が独自に集めたスポンサーの中に、反社会的勢力のフロント企業がいた。吉本はイベント会社を通じて依頼を受け、吉本タレントを派遣。この時、吉本はスポンサーまでチェックをしていなかった。
・2014年12月、入江が吉本を通さずフロント企業の忘年会に闇営業。入江「僕がやる吉本の会社を通したイベントに付いてくれているスポンサーなんで、そこは安心です」を文句に宮迫と亮を誘った。(吉本は完全に無関係)
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